デザインは、伝えたい人への
コミュニケーション手段です。

伝えたい人は、誰ですか？

私がグラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートした頃は
ただ派手であるとか、とりあえず特徴的な装飾をしているとか…
シンプルで見やすいものではなく、必要以上の装飾が歓迎された時代でした。
会社勤務のデザイナーでしたので、お客様と直接打ち合わせをする機会はほとんど無く、
会社としての売り上げがあがるだけの時間をかけ、
営業担当者が聞き取ってきたお客様の希望通りにデザインをあげていれば大丈夫。
そんな環境で、その事に対して疑問を感じることはあまりなかったような気がします。

時代は変化して、今は1人1台のパソコンが当たり前になりました。
チラシ1枚ぐらいなら誰もが何となく作れる、そんな時代に突入したわけです。

私たちデザイナーの仕事は、
派手なものや、奇麗なものをつくることから、
伝えるべき相手にきちんと伝えることへ、
そして反応をいただけるものを作ることへと、変化したのを感じます。
それはカタログでも、チラシでも、雑誌でも、webでも、
ありとあらゆるデザインにおいてです。


CAVEにおいてのデザインワークは、
状況の分析をし、プランニングすることから始まります。

お客様の言われるがままに作ってしまうと、
使用する媒体が効果的ではなかったり、
「伝えるべき相手」が間違っていたり、
言いたいことがありすぎて説明される側がうんざりしてしまったり…
というケースは少なくはありません。
反対に、「言わなくてもわかる筈」という思い込みのために
必要な情報が何も伝わらない、ということもあります。

ですので、この「状況の分析」作業はとても大事にしています。
企業の外側から俯瞰して見るからこそ判る事は、意外と多いものです。


同じ作るなら効果的なものを、伝わるものを。
CAVEがお手伝いいたします。